「クイズ!年の差なんて」が令和に復活！ 「なるほど!ザ・ワールド」の衝撃映像が登場
11月10日(19:00~)に『坂上どうぶつ王国プレゼンツ!クイズ年の差だよねSP』と題し、
昭和から平成にかけて放送されたフジテレビ系バラエティ番組『クイズ!年の差なんて』が復活しました。
ヤングチームとアダルトチームに分かれ、アダルトチームにはヤング世代なら誰でもわかるクイズを出題し、ヤングチームにはアダルト世代には常識の問題を出題するという内容でした。
番組内では昭和懐かしの映像も登場し、昭和の人気番組『なるほど!ザ・ワールド』の衝撃映像が紹介され、リポーターが命綱なしで絶景の高台で中継をするという、昭和ならではのパンチ力のある映像が話題となりました。
今回は、衝撃映像の舞台となった絶景（絶叫？）スポットと、当時のリポーターの今について調査してみました。
「なるほど!ザ・ワールド」の衝撃映像の場所とは？
トルコ第三の都市「イズミル」
番組内で紹介された絶景スポットの在りかはトルコ西部エーゲ海地方に属する「イズミル（IZMIR）」でした。
イズミルは、イスタンブール、アンカラに継ぎ、トルコ第三の都市とされ、人口は400万人に及ぶということです。周辺には多くの人気リゾート地を有し、とても過ごしやすく活気にあふれた雰囲気で、輝かしい歴史を背景に現在は観光地の中心地となっています。
イズミルは古代ギリシャ名で「スミルナ」といい、古代から「美しきスルミナ」「エーゲ海の真珠」と謳われ、エーゲ海地域の港を結ぶ陸海空の交通の要地として栄えてきました。各所に古代ギリシャ様式の建築や、当時の遺跡などが面影を残しています。
イズミルの絶景を一望できる「カディフェカレ城」
今回話題となった衝撃映像でリポーターが立っていた場所は「カディフェカレ城」というイズミルの中心部に位置する観光名所であることが分かりました。
今回リポーターが中継していた絶景スポットは、画像に示している場所とみて取れます。これはイズミルの丘の上にあるカディフェカレ城塞で、ローマ時代の遺跡や壮大な眺望が楽しむことができます。
カディフェカレではオスマン帝国時代の建築物や、文化的な要素が多く残っており、モスク、宮殿、古い市場など、トルコの伝統的な建築様式を体験できます。現在の画像を見ると当時の映像と比較して、ビルなどが立ち並び、開発が進んでいるのが見て取れます。
調べを進めると、写真に示したスポットは観光客が立ち入れるようなところではなさそうですが、さすが昭和のテレビ番組といったところでしょうか、、写真の城塞下の人を見ると、その高さがうかがえます。いくら絶景とは言え、命綱なしでは相当恐怖を感じそうですね、、笑
なるほどリポーター「ひょうきん由美」の今は？
アダルト世代の方々は、「なるほど!ザ・ワールド」をリアルタイムで視聴されていた方もいらっしゃるのではないでしょうか？この番組では当時の世界各地の話題を、「なるほどリポーター」と呼ばれるアナウンサーによる現地リポートとクイズ形式で紹介するという内容でした。
今回の衝撃映像で中継をしていた「益田由美」アナは当番組でなるほどリポーターとして、人気アナウンサーとなり、名物リポーターとして人気を博していたようです。今回は、当時人気だった益田アナについてリサーチしてみました。
なるほどリポーター「ひょうきん由美」として愛された「益田由美」アナ
益田由美アナウンサーの経歴は、東京都出身、早稲田大学第一文学部を卒業後、1977年にフジテレビにリポーターとして入社しています。2015年に定年を迎え、フジテレビ女性アナウンサーでは初の定年退職者となったようです。
益田アナは「ネパールに行くタレントがいない」という理由でなるほどリポーターに起用され、一人で航空機を乗り継ぎ、取材リポートを済ませ、無事帰国したことから、「益田なら何をやらせても大丈夫」と評価されたようです。
その後も体当たりのリポートを継続し、同番組では「ひょうきん由美」という愛称で親しまれていたようです。当時の番組では、今回紹介した絶叫スポットなどのインパクトのある撮れ高を求めるとなると、とても重宝される存在だったことが容易に想像できますね。
益田アナの今は？
益田アナは退職後、フリーのアナウンサーとして活躍されているようです。お仕事では朗読にも取り組まれているようですが、プライベートでは釣りなども楽しまれているようです。
退職前ですが、1994年には「なるほど!ザ・ワールド」の番組ディレクターの藤岡次人さんという方と結婚しているようです。３人のお子さんにも恵まれているようです。
現役リポーター時代の多忙さからすると、ゆっくりと無理なく幸せな生活を送っているのではないでしょうか。
まとめ
今回は昭和の人気番組『なるほど!ザ・ワールド』の衝撃映像の舞台となったトルコ第三の都市「イズミール」の「カディフェカレ城」と、当時のリポーター「益田由美」アナについて、リサーチしました。
平成生まれの筆者には、とても新鮮かつ衝撃的な映像でしたが、当時の魅力的なイズミールの景色は健在で、とても歴史が色濃く残る観光地であることがうかがえます。
益田アナのように、城塞のてっぺんで景色を望むことができるかどうかは定かではありませんが、ぜひエーゲ海の美しい景色とともにゆっくり観光してみたいところです。
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